脱毛しようとしたのにできなかった、体調が悪くなってしまったといったトラブルはよくあります。
脱毛をするときにはやってはならないことが多いので注意が必要です。
この記事では脱毛の前後や脱毛の当日にやってしまいがちな失敗を注意事項としてまとめました。
あらかじめ理解しておいて、脱毛で失敗しないようにしましょう。
脱毛前後の注意事項
脱毛を始める前にはきちんと準備を整えることが大切です。
脱毛の施術を受けた後は肌が敏感になっているのでケアを心掛けましょう。
ここでは特に重要な注意事項を紹介します。
施術の1~2日前に自己処理をする
脱毛の施術を受ける数日前に脱毛する部位の自己処理を済ませることが大切です。
施術当日に自己処理をすると肌を傷つけてしまうのが問題になります。
レーザー照射や光照射による刺激が強くなり、痛みが大きくなるだけでなく、赤く腫れるような状況になる場合もあります。
1日~2日前を目安に自己処理をして準備を整えましょう。
保湿を怠らない
脱毛の前後は保湿をして肌の状態をできるだけ良好に保ちましょう。
肌荒れをしている状態でレーザーや光を照射すると刺激が強く、肌の状態がさらに悪くなるリスクがあります。
脱毛後は肌が敏感な状態になっていて、ちょっとした刺激にも弱くなっています。
乾燥しやすいので十分に保湿ケアをして乾燥肌対策をすることが大切です。
毛を抜かない
脱毛をしたときには毛抜きは厳禁です。
脱毛をして間もなく毛が生えてくると、気になって一本ずつ丁寧に抜き取ろうとしてしまう人もいます。
ただ、脱毛の施術で肌のバリア機能が低下しているときに毛を抜くと、感染を起こすリスクが高くなります。
炎症が起きて赤く腫れてしまう可能性があるので、毛は抜かないようにしましょう。
日焼けを避ける
日焼けは脱毛の前後でやってはならないことです。
日焼けをして肌のメラニン色素が増えていると脱毛の施術ができない場合があります。
また、脱毛後の肌が敏感な状態で日焼けサロンやビーチで日焼けをすると、刺激が強くて肌が赤くなり、痛みを伴う可能性があります。
脱毛が終わるまでは肌を日焼けから守ることが大切です。
体温を上昇させる行為をしない
脱毛をした後は体温を上昇させる行為は避けましょう。
体温が上がると皮膚の温度が上昇し、肌の赤身やかゆみなどが起こりやすくなるからです。
ジョギングやエアロビクスなどの運動をしたり、ゆっくりと入浴したりすると体温が上昇します。
脱毛前日までは運動や入浴をしても問題ないですが、当日と施術後は避けるのがおすすめです。
薬の服用や予防接種を避ける
脱毛をする時期には予防接種を受けるのは避けましょう。
予防接種はワクチンを体内に入れて、免疫反応を促します。
炎症のような反応が起こるため、脱毛による痛みや肌の赤みなどの副作用が起こりやすくなります。
薬も種類によっては脱毛の前後で服用を避けた方が良い場合があるので、医師に相談して指示を仰ぎましょう。
脱毛当日の注意事項
脱毛当日は脱毛クリニックや脱毛サロンが定めているルールに従って準備をしてから店舗に行くことが重要です。
ここでは脱毛をする日にやってはならないポイントを解説します。
日焼け止めや制汗剤を使わない
脱毛当日は日焼け止めや制汗剤などを使用すると施術ができない場合があります。
日焼け止めや制汗剤の成分が肌に付着していて、毛穴に入り込む可能性があるからです。
成分によっては脱毛施術の効果を減弱させる場合があります。
日差しが強い日でも日焼け止めは避けて、日傘やアームカバーなどで日焼け対策をしましょう。
すっぴんor薄化粧で行く
脱毛クリニックや脱毛サロンに行くときには化粧をしていても問題はありません。
ただ、施術をするときにはメイクを落とす必要があります。
当日はすっぴんで行くか、薄化粧にしてすぐに落とせるようにすることが大切です。
施術箇所が顔以外であれば化粧をしていても大丈夫な場合もあるので、事前に確認しておきましょう。
肌への刺激が少ない素材の服を選ぶ
当日は脱毛の施術を受けて敏感な肌の状態になります。
服との摩擦が刺激になって、肌が赤くなったり、かゆくなったりする場合もあるので注意が必要です。
肌への刺激ができるだけ少ない綿やシルクの素材の服にしましょう。
表面がざらざらしている素材は摩擦による刺激が大きいので、脱毛当日に着る服として適していません。
脱毛施術を受ける際の「注意事項」を確認しておこうまとめ
脱毛するときには数日前から施術後まで体調管理や肌のケアを徹底しておこなうことが大切です。
当日は脱毛の施術をスムーズに受けられるように準備しましょう。
施術前後や当日の準備は脱毛クリニックや脱毛サロンで説明を受けられます。
わからないことがあったらカウンセリングのときに質問して、疑問をなくしてから申し込むのがおすすめです。