脱毛忘備録

脱毛施術の効果を最大限に高めるために必要なのが、『毛周期』のサイクルに合わせて脱毛施術を受けるという点です。

それでは、具体的にどのようにして毛周期を意識した脱毛施術を受ければ良いのでしょうか。

この記事では、毛周期のメカニズムと脱毛効果を高めるためのコツについて詳しく解説しますので、是非とも参考にしてみてください。

脱毛に大切な「毛周期」とは

毛周期のサイクルは3つの期間に分けれられており、それぞれの期間ごとに特徴があります。

この項目では、その3つの期間について詳しく解説し、脱毛に対する影響も含めて解説しましょう。

成長期

毛周期の中で最も脱毛効果が高い期間に当たり、重要なポイントとなるのが『成長期』です。

成長期とは、その文字通り毛が最も生育する期間を指しており、毛母細胞の分裂によって誕生した毛が生えきるまでの期間を表しています。

そしてこの期間は、毛を構成する黒い色素の『メラニン色素』が最も多くなるのが特徴です。

脱毛施術はこのメラニン色素にレーザーを反応させて脱毛を行うため、脱毛施術はこの成長期に合わせて行います。

退行期

『退行期』は、毛周期の中で成長期の次に当たる期間です。

この期間の毛は、成長を終え伸びきった毛となっており、抜け落ちるまでの準備を始める段階となって言います。

また、毛自体が毛乳頭から離れ始めており、毛根の位置が浅くなっているのも特徴です。

退行期の毛は成長期と比較してメラニン色素が薄くなっており、脱毛施術の効果を得にくくなっています。

休止期

『退行期』の次にやってくる毛周期の最終段階が、『休止期』です。

この期間では、次の新しい毛が生える環境を作るために、毛が抜け落ちるステップとなっています。

そのため、毛根も毛乳頭か離れた状態になっていくのが特徴です。

この休止期も、成長期と比較してメラニン色素が少なく、また発毛組織へ効果的に照射するのが難しい期間であるため、脱毛施術には不向きとなっています。

部位別の毛周期の目安

毛周期の特徴が把握できたところで、次は部位ごとの毛周期の期間の違いについて見ていきましょう。

部位ごとの毛周期の特徴を理解することで、より効率よく脱毛のアプローチを行うことが可能です。

VIO・脇

VIOラインは、身体に生えるムダ毛の中でも特に毛周期のサイクルが長い傾向にあり、成長期が1年から2年程度となっています。

また、休止期に差し掛かってから再び成長期になるまでの期間も、1年から1年半程度と長めであるのが特徴です。

一方で、脇の毛周期はVIOラインと比較すると短く、成長期が4ヶ月程度、退行期から休止期を経て成長期になるまでが3カ月程度となっています。

足・腕

足や腕の部位に関しては、毛周期の長さに個人差があるのが特徴です。

成長期は、サイクルが短い方であると3カ月程度、長い方であれば5カ月程度となっており、退行期・休止期の長さもサイクルが早いであれば3カ月程度、遅い方は5カ月程度となっています。

そのため、脇よりも早いサイクルとなる方もいるのが、足や腕の毛周期の特徴です。

顔

脱毛施術を行う部位の中でも、特に短い毛周期のサイクルとなっているのが顔の部位です。

顔に生えるムダ毛の毛周期は、成長期が約1か月から2カ月程度となっているため、他の部位と比較しても特に期間が短くなっています。

また、退行期と休止期を合わせても、その期間は2カ月程度となっており、全体のサイクルも非常に早いのが特徴です。

毛周期に合わせて脱毛効果を高めるコツ

それでは最後に、より効率よく脱毛をするためのコツについて2点解説します。

適切なタイミングで脱毛施術を受けることで、よりお得に脱毛施術を受けることが可能です。

2～3ヵ月に1回施術を受ける

脱毛施術の効果を最大限に高めるためには、メラニン色素が多い成長期に効率よく施術を行うのが最もおすすめです。

そのため、部位によっても異なりますが、基本的には2か月から3か月に1回の頻度で、成長期に合わせながら脱毛施術を受けるのが重要なポイントとなります。

脱毛施術を受ける際には適切な施術タイミングのアドバイスもありますので、スタッフと相談しながら施術を受けるタイミングを決めると良いでしょう。

だんだんと間隔を空けていく

もう一つ、効率よく脱毛施術を受けるためのポイントとしては、回数を重ねるごとにだんだんと間隔を空けていくという方法です。

施術開始当初は比較的短い間隔で問題ありませんが、脱毛が進んでいく後半には、その状態に合わせて長めに間隔を空けることで、より効率よく脱毛することが可能になります。

この点も、施術の際にスタッフと相談しながらスケジュールを決めるようにすると良いでしょう。

「毛周期」を知っておけば脱毛の効果が高まる！？のまとめ

以上のように、脱毛施術を受ける際は、毛周期の中でも成長期に合わせて施術を受けるのが最も重要な要素となっています。

また、適切なタイミングで施術を受けることは、脱毛に対するコストパフォーマンスをアップさせることにもつながるのでおすすめです。

そのため、是非とも毛周期を意識しながら脱毛を行うようにしましょう。

ジェントルマックスプロは脱毛業界でも話題になっている医療脱毛器です。

どのような特徴がある脱毛器なのかを知りたいと思っている方も多いでしょう。

この記事ではジェントルマックスプロの特徴やメリット・デメリットをまとめました。

ジェントルマックスプロで脱毛するときにおすすめの脱毛クリニックの選び方も紹介します。

ジェントルマックスプロの特徴

ジェントルマックスプロは医療脱毛に用いられるレーザー脱毛器の一種です。

ここではジェントルマックスプロが他のレーザー脱毛器と何が違うのかがわかるように特徴を紹介します。

2種類のレーザー

ジェントルマックスプロはアレキサンドライトレーザーとヤグレーザーを1台で出力できるのが特徴です。

メラニン色素に対して効果の高い755mmと、肌の奥深くまで浸透しやすい1,064mmを組み合わせることで、さまざまな肌質・毛質の人に対応できます。

肌診断を通して適切に照射すれば脱毛効果が上がると期待できます。

冷却ガスで痛みを抑える

ジェントルマックスプロは冷却機能を兼ね備えているのが特徴です。

ジェントルマックスプロは熱破壊式の脱毛器なので、施術のときには照射部で熱が発生します。

しかし、冷却ガスによって肌を冷やす仕組みが整えられていて、熱による痛みを抑えられます。

刺激による肌の負担も減らせるため、肌を守りながら施術を受けられるのが魅力です。

5回以上の施術で効果を実感

ジェントルマックスプロは実績が良いのが魅力です。

5回くらいの施術で効果を実感できたという口コミが目立ちます。

5回以上の施術を受ければ自己処理をする必要がなくなるくらいの状態になる人が多いので、少ない回数でも脱毛効果がわかりやすいのが特徴です。

個人差はありますが、効果重視で選びたい人におすすめの脱毛器です。

ジェントルマックスプロがある医療脱毛クリニックの選び方

ジェントルマックスプロを取り扱っている医療脱毛クリニックは増えてきました。

ジェントルマックスプロで脱毛してみたいと思ったときに重要なクリニックの選び方を紹介します。

通いやすい場所・時間

医療脱毛クリニックは通いやすいことが重要です。

ジェントルマックスプロでも5回以上は通うことになるので、通えるタイミングを選びやすいクリニックがおすすめです。

通勤の途中で寄れるところや、自宅の近くに立地していると便利でしょう。

営業時間もチェックして、通いたい時間帯に営業しているクリニックを選ぶことが大切です。

予約の取りやすさ

人気のジェントルマックスプロが入っている医療脱毛クリニックでは予約が取りにくい場合があります。

混み合っているクリニックでは予約が取れず、脱毛にかかる期間が長くなる可能性があるので注意しましょう。

カウンセリングの時点で予約状況を質問して、できるだけ予定通りに予約を取れるクリニックを選ぶのがおすすめです。

料金相場を比較

医療脱毛クリニックは料金を比較して選ぶのも重要です。

料金相場と比較して高いか、安いかを見てみましょう。

ジェントルマックスプロを使用している医療脱毛クリニック同士で比較すると違いがわかりやすくなります。

クリニックによってはキャンペーンやクーポン、割引などを適用できることがあるので、詳細を確認して比較することが大切です。

追加料金の有無を確認

安い医療脱毛クリニックでも、実際に利用すると追加料金がかかってしまってかえって高くなる場合があります。

例えば、自己処理が十分でないとシェービング料金がかかる、麻酔を希望すると麻酔代がかかるといったケースがあるので注意しましょう。

クリニックで申し込むときには追加料金の有無の説明を受けておくのがおすすめです。

ジェントルマックスプロのメリット・デメリット

ジェントルマックスプロにはメリットもデメリットもあるのでよく考えて選びましょう。

ここでは具体的にどのようなメリット・デメリットがあるかを紹介します。

メリット

ジェントルマックスプロはいろいろな肌質・毛質に対応できるだけでなく、短い時間で施術を終えることが可能で、効果の実感までに必要な施術回数も少ないのがメリットです。

レーザー脱毛の痛みが気になっていて医療脱毛をためらっている人も、冷却しながら施術を受けられるので試してみる価値があります。

デメリット

ジェントルマックスプロはさまざまな毛質に対応できますが、白髪には適用できないのがデメリットです。

また、2種類の波長のレーザーを肌質や毛質に合わせて使い分けることが必要なので、医師の技術力が求められます。

ジェントルマックスプロでは実績があって実力のある医師による医療脱毛を受けることが重要です。

脱毛機「ジェントルマックスプロ」の特徴やメリット・デメリットのまとめ

ジェントルマックスプロは2種類の波長を搭載していて、多くの肌質・毛質の人に対して効率的に脱毛の施術をおこなえる医療脱毛器です。

ジェントルマックスプロにもデメリットはありますが、5回くらいで効果を実感できる人が多い魅力もあります。

短時間で施術できるメリットもあるので、ジェントルマックスプロに対応しているクリニックで施術を受けてみましょう。

ムダ毛が気になっている人は、エステサロンや美容クリニックなどで脱毛ができます。

これらのお店の多くでは、レーザー機器などを使用して脱毛をしています。

レーザー光線を肌にあてることにより脱毛をすることができますが、人によっては脱毛の後に肌に赤みが出ることもあるので注意が必要です。

この記事では、脱毛をした後に出る可能性がある肌の赤みについて、詳しく解説します。

脱毛後に赤みが出やすい場所

脱毛をする場合には、他の場所と比較して赤みが出やすい場所もあります。

そのために、こうした場所を脱毛する時には、特に注意が必要です。

ここからは、脱毛後に赤みが出やすい場所について、詳しく解説します。

VIO

脱毛をした時に赤みが出やすい場所の一つはVIOです。

体の中でも特に体毛が密集しているので、VIO脱毛をすると肌に赤みが出ることがあります。

VIO脱毛をすることにより、肌に赤みが出やすくなるもう一つの理由は、肌の状態です。

VIO近辺の肌は他の部分よりも肌が薄いために、レーザー光線を照射すると赤みが出やすくなります。

脇

脇の下も、脱毛をした時に肌に赤みが出やすい場所です。

脇の下も体毛が密集して生えていることが多いので、レーザー光線を照射した時に、肌の内部に多くの熱がたまるため、赤みが発生する原因となります。

脇の下に生えている毛が多い人ほど、レーザー光線を照射した時に、体内に熱がたまりやすくなるので、赤みが出ることが多いです。

顔

顔を脱毛した場合にも、肌に赤みが出る場合があります。

顔を脱毛すると赤みが出ることがあるのは、肌の下を流れている血管の数が多いことが理由です。

血管が多く集まっている場所を脱毛すると、レーザー光線によって血管の周辺の温度が上昇し、血管が通常よりも広がった状態になるので、血の流れが良くなることにより、肌が赤っぽくなります。

脱毛後の赤みを予防する方法

脱毛をした後に赤みが出るのを予防するために、自分で対策をすることもできます。

ここからは、脱毛をした人が施術の後に、赤みの発生を予防するためにできることについて、詳しく解説します。

施術直後の入浴を控える

脱毛をした人が赤みが出ることを予防したい場合には、施術直後の入浴を控えた方が最適です。

入浴を避けた方が良いのは、お風呂に入ると血液の流れが良くなるからです。

体の汚れが気になるので、どうしてもお風呂に入りたい人は、水を濡らしたタオルなどで軽く体を拭けば、体もあまり温まらないので、赤みも出にくくなります。

外部からの刺激を避ける

外部から受ける刺激を避けることでも、脱毛をした後に赤みが出る可能性を減らせます。

脱毛をした人が特に避けた方が良いのは、血行を良くする働きがある刺激物です。

このような刺激物の代表的なものはお酒です。

お酒の中に含まれているアルコールには、血管を広げる働きがあるので、飲酒をした後には血行が良くなるため、赤みが長時間残ることがあります。

日焼けをしない

脱毛をした後は、直射日光に当たらないように注意することも必要です。

脱毛をした後に日光を避けた方が良いのは、日光には多くの紫外線が含まれているからです。

紫外線を長時間浴びると、肌に大きな負担がかかりますが、脱毛をした後の肌は、通常よりも刺激に弱い状態になっているので、紫外線の影響をさらに受けやすくなっています。

体調を整える

しっかりと体調を整えることでも、脱毛をした後の赤みを予防できます。

体調を整えるためにした方が良いのは、規則正しい生活です。

毎日の生活が不規則であると、体のリズムが整わなくなるので、脱毛後に不安定な状態になっている肌が、なかなか元の状態に戻れなくなることもあります。

規則的な生活を心がけることにより、肌も通常の状態に戻りやすくなります。

脱毛後の肌に「赤み」？出やすい場所や予防方法などまとめ

脱毛をした場合には、施術の後に赤みが出ることもあります。

施術をした場所によって赤みが出る可能性も異なり、VIOや脇などは特に赤みが出やすい場所です。

顔も赤みが出やすい場所で、毛が密集している場所や、血管が多く集まっている場所ほど、赤みが出やすくなります。

赤みの発生を予防したい人は、施術後の入浴を控えたりすることで、赤みが出にくくなります。

脱毛しようとしたのにできなかった、体調が悪くなってしまったといったトラブルはよくあります。

脱毛をするときにはやってはならないことが多いので注意が必要です。

この記事では脱毛の前後や脱毛の当日にやってしまいがちな失敗を注意事項としてまとめました。

あらかじめ理解しておいて、脱毛で失敗しないようにしましょう。

脱毛前後の注意事項

脱毛を始める前にはきちんと準備を整えることが大切です。

脱毛の施術を受けた後は肌が敏感になっているのでケアを心掛けましょう。

ここでは特に重要な注意事項を紹介します。

施術の1～2日前に自己処理をする

脱毛の施術を受ける数日前に脱毛する部位の自己処理を済ませることが大切です。

施術当日に自己処理をすると肌を傷つけてしまうのが問題になります。

レーザー照射や光照射による刺激が強くなり、痛みが大きくなるだけでなく、赤く腫れるような状況になる場合もあります。

1日～2日前を目安に自己処理をして準備を整えましょう。

保湿を怠らない

脱毛の前後は保湿をして肌の状態をできるだけ良好に保ちましょう。

肌荒れをしている状態でレーザーや光を照射すると刺激が強く、肌の状態がさらに悪くなるリスクがあります。

脱毛後は肌が敏感な状態になっていて、ちょっとした刺激にも弱くなっています。

乾燥しやすいので十分に保湿ケアをして乾燥肌対策をすることが大切です。

毛を抜かない

脱毛をしたときには毛抜きは厳禁です。

脱毛をして間もなく毛が生えてくると、気になって一本ずつ丁寧に抜き取ろうとしてしまう人もいます。

ただ、脱毛の施術で肌のバリア機能が低下しているときに毛を抜くと、感染を起こすリスクが高くなります。

炎症が起きて赤く腫れてしまう可能性があるので、毛は抜かないようにしましょう。

日焼けを避ける

日焼けは脱毛の前後でやってはならないことです。

日焼けをして肌のメラニン色素が増えていると脱毛の施術ができない場合があります。

また、脱毛後の肌が敏感な状態で日焼けサロンやビーチで日焼けをすると、刺激が強くて肌が赤くなり、痛みを伴う可能性があります。

脱毛が終わるまでは肌を日焼けから守ることが大切です。

体温を上昇させる行為をしない

脱毛をした後は体温を上昇させる行為は避けましょう。

体温が上がると皮膚の温度が上昇し、肌の赤身やかゆみなどが起こりやすくなるからです。

ジョギングやエアロビクスなどの運動をしたり、ゆっくりと入浴したりすると体温が上昇します。

脱毛前日までは運動や入浴をしても問題ないですが、当日と施術後は避けるのがおすすめです。

薬の服用や予防接種を避ける

脱毛をする時期には予防接種を受けるのは避けましょう。

予防接種はワクチンを体内に入れて、免疫反応を促します。

炎症のような反応が起こるため、脱毛による痛みや肌の赤みなどの副作用が起こりやすくなります。

薬も種類によっては脱毛の前後で服用を避けた方が良い場合があるので、医師に相談して指示を仰ぎましょう。

脱毛当日の注意事項

脱毛当日は脱毛クリニックや脱毛サロンが定めているルールに従って準備をしてから店舗に行くことが重要です。

ここでは脱毛をする日にやってはならないポイントを解説します。

日焼け止めや制汗剤を使わない

脱毛当日は日焼け止めや制汗剤などを使用すると施術ができない場合があります。

日焼け止めや制汗剤の成分が肌に付着していて、毛穴に入り込む可能性があるからです。

成分によっては脱毛施術の効果を減弱させる場合があります。

日差しが強い日でも日焼け止めは避けて、日傘やアームカバーなどで日焼け対策をしましょう。

すっぴんor薄化粧で行く

脱毛クリニックや脱毛サロンに行くときには化粧をしていても問題はありません。

ただ、施術をするときにはメイクを落とす必要があります。

当日はすっぴんで行くか、薄化粧にしてすぐに落とせるようにすることが大切です。

施術箇所が顔以外であれば化粧をしていても大丈夫な場合もあるので、事前に確認しておきましょう。

肌への刺激が少ない素材の服を選ぶ

当日は脱毛の施術を受けて敏感な肌の状態になります。

服との摩擦が刺激になって、肌が赤くなったり、かゆくなったりする場合もあるので注意が必要です。

肌への刺激ができるだけ少ない綿やシルクの素材の服にしましょう。

表面がざらざらしている素材は摩擦による刺激が大きいので、脱毛当日に着る服として適していません。

脱毛施術を受ける際の「注意事項」を確認しておこうまとめ

脱毛するときには数日前から施術後まで体調管理や肌のケアを徹底しておこなうことが大切です。

当日は脱毛の施術をスムーズに受けられるように準備しましょう。

施術前後や当日の準備は脱毛クリニックや脱毛サロンで説明を受けられます。

わからないことがあったらカウンセリングのときに質問して、疑問をなくしてから申し込むのがおすすめです。

近年、美容や衛生の面でムダ毛の脱毛処理も一般的なものとなっており、男女問わずその関心は高まり続けています。

とは言え、これまで一度も経験してこなかった人にとっては、実際にどのようなことをするのか、一回でどれだけの効果があり、何回必要なのかわからないことも多いでしょう。

そうした人たちに向けて、脱毛に必要な回数などを中心に解説します。

少ない回数で脱毛したいなら「医療脱毛」を選ぼう

脱毛の方法にも美容サロンなどで行う方法や、自宅で自身の手で行う方法など様々なものがありますが、確実性があり、回数が少なくて済むものとしては、医療脱毛がおすすめです。

医療脱毛とは

医療脱毛とは、その名の通り医師免許を持つ医師による施術で、脱毛クリニックなどと呼ばれる施設で行われています。

特徴は医師免許を持つ者でしか扱えない高出力のレーザー機器を使える点にあり、強力かつ持続性の高い脱毛が可能です。

一般に「永久脱毛」と呼ばれるのはこの医療脱毛によるもので、効果が高いため施術の回数も少なくて済みます。

医療脱毛とサロン脱毛の違い

医療脱毛と並んでよく知られる方法としてサロン脱毛があります。

どちらもレーザーや光等の機器を扱う点でも共通していますが、サロンで行われる施術は医療用に比べると出力が小さく、脱毛効果も低くなっています。

サロンでは発毛組織の破壊までは至らないため、永久脱毛にもなりません。

また回数も多くなり、たとえば医療脱毛であれば5?7回で済む部位でも、サロンの場合は12?18回は必要とされます。

医療脱毛の効果が現れるまでの回数

ここからは、大まかに回数によって効果の現れてくる目安について解説していきましょう。

医療脱毛では数回で効果がある程度見えてきますが、回数を重ねるごとにより大きな実感を伴うでしょう。

自己処理が楽になるまでの回数

医療脱毛ではおおよそ4回から6回ほどの施術で半分以上の毛を処理することができます。

元々薄かった部分はほとんど生えなくなり、自己処理の手間もかからなくなるので、多くの人が効果を実感するでしょう。

肌そのものもつるつるというほどではありませんが、触り心地が良くなり、一見するとあまり生えているようには見えなくなります。

自己処理が不要になるまでの回数

7回から9回ほどの施術を受ければ、自己処理の必要はほとんどなくなるでしょう。

自己処理の無駄を貼びきたいというだけならば、クリニックでも用意されている7～9回ほどのプランであればまず問題なく臨んだ効果を得られます。

元々の毛質が薄い人であれば毛の存在もほとんどなくなるので、ここで施術を終わりにする利用者も珍しくありません。

永久脱毛までの回数

全身をくまなくつるつるにするならば、10回以上の施術を受けることが必要です。

いわゆる永久脱毛と呼ばれる状態になるためにはこの回数が必要と言えるでしょう。

医療脱毛で10回以上の施術を受けた場合はほぼ自己処理の必要もなくなり、ケアの心配もなく快適に毎日を過ごすことができます。

なかなか脱毛しきれなかった部位も10回であれば概ねきれいになるはずです。

【部位別】医療脱毛にかかる回数

次は部位ごとの医療脱毛に必要な回数について見ていきましょう。

場所によって毛の濃さ、強さも変わってくるため当然脱毛の効果も変わってきます。

個人差もあるので、参考としてみてください。

顔

顔の脱毛において自己処理が楽になるおおよその目安は5回から8回ほどです。

顔は他の部位に比べると産毛が多めで、一見すると簡単そうに見えますが、産毛のようにメラニン色素の薄い毛はレーザーが反応しにくく、かえって時間がかかることがあります。

つるつるな状態を目指すならば、10回以上を目安としてください。

産毛に効果の高い蓄熱式がおすすめです。

腕・脚

自己処理が楽になるのは5、6回程度。

つるつるを目指すならば8回以上が腕と脚に共通する回数の目安です。

どちらも比較的毛が濃いため、レーザーがメラニン色素に反応しやすく、効果が出やすい点がこの部位の特徴と言えるでしょう。

まずは5～6回のプランを試してみて、そこからさらなる脱毛を望むかどうかを検討してみるのがおすすめです。

お腹・背中

これらの箇所は、多くの人の場合は産毛が多く、濃い毛が少なめの傾向になるため、ある程度の回数が必要です。

ただし自己処理を楽にするという点だけならば、5～6回ほどで効果を実感できるでしょう。

それ以上を望む場合には8回以上を検討するのがおすすめです。

ですが広範囲に照射しやすいため、小さい部位に比べれば効率よく施術もできます。

ワキ

ワキの目安は自己処理を簡単にするには5回から6回程度。

つるつるを目指すならば8回以上です。

ワキの毛は太くて濃い人が多いためレーザーが反応しやすく、比較的少ない回数で効果が見られるのが特徴となります。

医療脱毛はこうした強い毛のある部位ほど効果が発揮できるので、はじめに実感を求めたい人はここからはじめてみるのも良いかもしれません。

VIO

VラインはVIOの中でも比較的実施しやすい部分なので、5～6回程度で自己処理が楽になり、8回以上でつるつるにすることが可能です。

一方でiラインとOラインは毛が密集しているため、Vラインに比べるとやや時間がかかります。

自己処理が楽になるまでに5～8回程度、つるつるにするのには10回以上を目安としておくと良いでしょう。

少ない回数で医療脱毛の効果を実感する方法

意を決して医療脱毛を受けるならば、できるだけ効率よく効果を実感したいものですよね。

ではどのようにすればより効果的に施術を受けられるのか。

以下から解説しましょう。

毛周期に合わせて施術を受ける

毛には生え変わるための繰り返しの周期があり、一般に毛周期と呼ばれています。

脱毛処理は成長期の毛でなければ効果が無いので、この時期を意識して施術を受けなければなりません。

個人差はありますが、毛周期は通常の場合、約1?3カ月です。

そのため、たとえばこの期間内に数度脱毛を繰り返してもあまり効果がありません。

短すぎず、長すぎず効率よく受けることが効果的です。

自分の肌や毛に合った脱毛機を選ぶ

医療脱毛器には大別すると熱破壊式と蓄熱式の2種類があります。

それぞれ特徴や効果が異なるため、自分に合った者を選ぶことが大切です。

熱破壊式は高出力のレーザーで毛のメラニン色素と反応させ、発毛組織を破壊する方法で、濃い毛に高い効果があります。

一方の蓄熱式はメラニン色素の薄い産毛に効果が高く、薄い毛に効果を発揮します。

保湿ケアや日焼け対策を怠らない

レーザー脱毛は肌にもダメージを与えやすいため、メラニン色素のある日焼けや、肌トラブルのある場合には施術が受けられないこともあります。

そのため、日常的に肌をケアすることも、効率的な脱毛には不可欠な要素だと言えます。

保湿ケアを心掛けつつ、日焼けもしないように日焼け止めクリームなど使って肌を守ることも大切です。

少ない回数で脱毛したい！おすすめは「医療脱毛」のまとめ

脱毛には主に医療脱毛とサロン脱毛がありますが、より効果的な脱毛を求めるならば回数が少なくて済む医療脱毛がおすすめです。

医療脱毛で自己処理が楽になるのは概ね5回～6回程度から。

さらにつるつるな肌を望むならば、10回以上を一つの目安とすると良いでしょう。

その他、毛周期や脱毛器の特徴なども把握し、自分に合った方法を医師と相談して決めるようにしてください。